ある日どこかで☆バンコクの空を見上げながら

東南アジアの片隅で空を見上げて過ごしています。

一時帰国中の出来事③

義母は首を悪くして以来、バイクの運転をやめているので(もともと自動車の運転免許証は持っていない)、食料品や日用品の買い物は、義弟が行くらしい。

で、まだまだ義母の愚痴は続く。。。

 

義母「あのね、自分で買いに行けないから、冷蔵庫にあるもので作るしかないの。」

 

私「メニューを考えて買い物に行くんじゃなくて?」

 

義母「そうでしょ、でもね、鶏肉が安かったからとか言って買ってくるの。そうしたらね、買ってきた食材で作らないといけないのよ。だから大変なの。わからないのね、大変だってことが。困るでしょ?」

 

うーん、それは大変そうだ・・・

 

でも・・・

 

一緒に買い物に連れて行ってもらえばいいのに???

「今日はこれを作るから、足りない材料はこれね。」とか、言えばいいのでは???

 

おばあちゃん(夫の祖母。義母にしてみれば姑)の話では、義母はお買い物が大好きで、しょっちゅうデパートで買い物しているそうだけれど?

 

首が痛い、痛いと言いながらも元気そうだから、一緒に買い物に連れて行ってもらえばいいんじゃないかなあ。。。

 

これはずっと前から何度も何度も感じていることなのだけれど、義母は義弟には、すごーーーーーーーーーーく気を遣っていて、なんていうのかな?義弟には我がままを言えない感じ!?

 

「義弟には」って言うのがポイントで、なぜかと言うと、その反動なのか、同じ息子である夫には、言いたい放題、やりたい放題、我がまま放題だから(+_+)

 

例えば、電話をしていても、自分が気に入らない話題になったり、会話が自分の思い通りの展開にならないと、義母は「ガチャン!」と突然電話を切ってしまう。

 

「△□△□△(義母に話している夫)・・・あれっ!?また勝手に切られた!!!」と言う夫の驚きの声を、今まで何度聞いた事か💧

 

私「えっ、おかあさん、また話している途中で勝手に切っちゃったの???」

夫「(悲しそうな顔)・・・・」

 

そうなのだ、突然電話を切られると、夫はとても悲しいらしい(当たり前だけれど。誰だって、そんなことをされるのは嫌だと思う。)

 

海外赴任が決まってバンコクに来る前には、「お向かいの〇〇君に、僕(実家の隣に住んでいる)がいなくなると、実家は老人ばかりになるので、何かと気にして頂けると助かりますって、ちゃんと挨拶しておいてね。」と義母から突然言われたことがある。

 

ん???(実家の庭にある亡き義父の会社で働いている)義弟が毎日実家に来るのに?

と思いつつも、私達夫婦はお向かいの〇〇君ご夫妻に、義母のお願いを伝えに行ったのだ。まさかその時は、その数か月後に義弟が娘を連れて実家に出戻ってくるとは思いもよらなかったし。

 

義弟が出戻ると聞いた時は、真っ先に〇〇君ご夫妻のことが頭に浮かんだ。快く「大丈夫だよ。気にするようにするから、安心して。」と優しく言ってくれた〇〇君ご夫妻。

義弟が出戻ってきたからには、「ありがとうございました。僕が一緒に住むことになったのでもう大丈夫です。」って、義弟はお礼を伝えてくれたよね???

 

自分からはとても聞けなかったけれど、その時も愚痴モード全開だった義母は、グチグチと話を続ける中で、困ったようにこう言った。

「〇〇(義弟)はね、挨拶に行くのがイヤだって言うのよ。そんなの別に行かなくていいんじゃないのって・・・若いのかしらね。

 

でた!何でも許してしまう魔法の言葉、「若いのかしらね」

 

夫と義弟は2歳しか離れていない。中年以降の2歳なんて、ほとんど誤差の範囲だと思うし、何より義弟は、世間から見れば立派な「おじさん」と言える年齢である。

 

夫や私の言動には、容赦なく攻撃してくるのに、いい年をしたおじさん(義弟)やおばさん(そのお嫁さん)がいくら自分勝手な言動をしても、「若いのかしらね」ですべて許してしまう義母って一体・・・

 

事あるごとにそうやって差別され、夫や私が心に傷や痛みを負っている事、それがずーーーーーーーーーーーっと続いている事、義母は自分が何をしているか、ぜんぜん気が付いていないんだろうなあ💧

 

魔法の言葉は義弟が何歳になるまで言い続けて、いつまで彼の我がままを庇い続けるつもりなんだろうか…この調子だと、50歳になっても60歳になっても言ってそう(; ̄O ̄)反面教師にしなければ。

 

今回の帰国では、たまたま〇〇君の奥様にお会いすることができたので、お話の中でそれとなく謝ることができて良かった。「皆さんまだまだ全然お元気だから、私達も何もしていないのよ、気にしないでね。」と優しく言ってくれて、有難いやら申し訳ないやら・・・でも、ずっと気になっていたから、やっとご挨拶出来て良かった。ホッ。